続き★日経225オプションの売り
日経225オプションの売りの手法
一番分かりやすいのが 【ありえない行使価格のものを売る】事です 下の2つの画像をご覧下さい。 上が8月限月のオプション 下が9月限月のオプションです<
写真は楽天証券のマーケットスピードです
行使価格10500円のプットを見てください
8月が3円
9月が10円
です
このオプションを買っていたと仮定しましょう
8月の第2金曜日の初値時点で10500円を下回らなければ
↓
権利消滅
↓
3円が0円
↓
アポーン
9月の場合も同じです
たとえ最終日まで待たなくともオプションには
時間的な価値(残り時間が多い方が動く可能性があるため)で
少しずつ値段が下がっていきます。
それは8月と9月の差で分かると思います。
先物オプションの1枚は1000倍です
9月の10円は1枚1万円というわけです
10枚10万円で今売って、
9月の第2金曜日の初値10500円を下回ってなければ10万円ゲット
1ヶ月ぐらいまって日経平均があまり変動なければ3円ぐらい
そこで売ったら差額7万ゲット
というわけです
10枚売るのにいくらかかるか?
為替と違って日々証拠金が変動します。
これがオプションの分かりにくいところだと思います
そして、もしこれが思惑と逆に言った場合
ありえないと思っていた10500円を割ってしまった場合は
大変なことになります。
500円下の10000円で終わったと仮定しましょう
権利行使価格からの乖離500円×1000=50万
なんと1枚あたり50万円の損失になるのです
これが胴元になってしまう、売りの怖さです。
長くなるのでこれくらいで締めたいと思います
羊飼いの説明では分かりにくかったと思います
興味ある方はネットで検索したり、本を読んでみたりしてください。
(オプションの売りの本は余りありませんが。。。)
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