３つのトレンドと３つの時間【まとめその1】

リスクを最小限にポジションを取る場合
▼少し長め期間のトレンド（中期以上）
と
▼直近の短期のトレンド
両方のトレンドの把握が重要です。
（※レンジ横ばいトレンドの場合はレンジの上限であるか下限であるかに注意。）

▼短期のトレンドとは？
週に1度や2度の重要指標の結果であったり、ポジション調整やテクニカル要因、投機的な取引等の流れ。
一般的には1日～長くても10日～2週間ぐらいを1スパンと考えるが、継続はあり。
▼中期以上のトレンドとは？
金融政策、アメリカの方針、世界会議、世界的資金の流れ等の大きな流れ。
一般的には3週間～1年の流れが継続していると判断している間ずっと。

そして、実際にポジションを取るときには、上記の2つのトレンドと重なる方向のみに、短期より短い超短期のポジションを取ります。
▼超短期のトレンドとは？
スキャルをする時などのその時その場での流れや方向。指標後数分～トレードを止めるまで。何度も繰り返す場合が多い。そのため、持ち越したり、スイングに転換する場合は最後のポジションが対象となる事が多い。

こうすれば、
▼超短期（≒スキャル）
▼短期（≒短めのスイング）
▼中期（≒長めのスイング）
の３つ時間の３つのトレンドが重なります。超短期的な流れにも沿っているのでポジションを持った瞬間に損失になると言うことは少なくなります。そして、もしスキャル用（超短期）に利益を確定できなくても、短期的や中期的の比較的広めのストップロス設定をしても計画の範囲内と言うことになるのです。（※ストップは必ずつけます！）
超短期からスイング用への転換は、そのポジションを持っていてもまだ伸びそうだと判断する場合や、少し逆にいって含み損が出ているが近いうちに利益になるだろうと判断した時に、短期や中期用として持ち越せばいいのです。
なぜこういうことをするかと言えば、スキャルをはじめとした超短期のポジションはストップロスも利益確定も狭いポイントで行うものだからです。それでは凄く窮屈なトレードになってしまうのです。
そこで、最初の3つのトレンドが重なった時にトレードすることにより、スキャル→スイングに変換が可能かつ、自分のトレンドの把握に沿ったトレードが可能になり、リスクが少なく守備範囲の広いトレードが可能になります。（※最初のポジメイクが極端な高レバスキャルは除く）
3回ぐらい続く予定・・・。