9月27日(水曜)◆米指標は耐久財受注と新築住宅販売。どちらも注目度は高い!
■前営業日のニューヨーク市場の為替相場
為替市場→ユーロドル:1.2683-88、ドル円:117.11-16、為替ブログ村
商品市場→NYMEX原油:61.01(-0.44)、COMEX金:597.10(+1.20)
株式市場→DOW:11669.39[+93.58]、NASDAQ:2261.34[+12.27]
相場要旨→ユーロ売り、ドル買い先行。米指標、軒並み良くドル買い加速。
■今日の為替相場
★方向感を養うっFXRANKING
今日のメイン
▼耐久財受注
設備投資の先行指数。景気判断をするのに重要な指標。
変動の大きい輸送用機器等を除いた部分が重要。
▼新築住宅販売件数
同じ住宅系指標で注目を集めていた月曜日の中古住宅販売件数は予想よりも良かったことからドル買いに反応した。今日は注目度の高い米指標が2つあるが、時間的に後にあると言うこともあり焦点はこちらに集まりやすいだろう。市場は減速を確認したがっている。逆に言えば減速は織り込み済みの可能性もあると思われる。
どちらも今後の金融政策や米景気を見る上で重要な指標。昨日、小粒な指標であるにも関わらず相場が動いたところを見ると、少なくともドル買い方向には反応しやすい相場と言えるだろう。
その他、米指標以外では英国GDPやKOFスイス先行指数などの発表あり。
明日には米国第2四半期GDPが控える。
■最近の話題
米国利上げ休止&景気後退、ユーロ圏の利上げ継続&強気、ポールソン財務長官のドル高支持発言&人民元には柔軟性が必要発言、ユーロ高懸念、9月30日対中報復関税法案の採決期限
■各国金融政策関連の発表
10月4日オーストラリア
10月5日英国&ユーロ圏
10月12日南アフリカ
10月17日カナダ
10月25日米国
10月26日ニュージーランド
■欧州クロス用の監視ポイント
英GDP&経常収支、KOFスイス先行指数など注目材料多し。
ポンド関連、特にポンドスイスは大きく動く可能性が高い。
9月27日水曜日★今日の重要指標 | 指標ランク | 予想 | 前回 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
S | A | B | C | ||||
・米:対中報復関税法案[シューマー・グラム法案]上院採決へ(~30日) | |||||||
15:10 | 独◆GFK消費者信頼感調査 | △ | 8.6 | 8.6 | |||
17:00 | 欧◆マネーサプライM3 | × | +7.6% | +7.8% | |||
17:30 | 英◆第2四半期GDP【確報値】 | ◎ | +0.8% +2.6% |
+0.8% +2.6% |
|||
英◆第2四半期経常収支 | ○ | -80億 | -83億 | ||||
18:30 | スイス◆KOFスイス先行指数 | ◎ | 2.42 | 2.42 | |||
21:30 | 米★耐久財受注 | S | +0.5% | -2.4% | |||
↑除輸送用機器 | +0.5% | +0.5% | |||||
23:00 | 米★新築住宅販売件数 | S | 104万 | 107.2万 | |||
23:30 | 米★週間原油在庫 | - | - | - | |||
26:00 | 米★2年債入札 | - | - | - | |||
要人発言予定(未確認情報含む) | |||||||
10:45 | 米:ホーニグ:カンザスシティー連銀総裁★講演 | ||||||
26:00 | 米:クロズナー:FRB理事★講演 | ||||||
その他直近ターゲット | |||||||
木曜日 | 独◆失業率 | ||||||
米★GDP/個人消費/コアPCE/新規失業保険申請件数 |
羊飼いのポジ&方針(通貨量は公開せず。スキャルは含まず←持ち越す方が少ない)
【続き】は↓(人の予想は見ないと言う方の為に隠してみました)
人気のランキング:為替ブログ村
■現在持ち越しのポジ■
▼ユーロドルショート1.2711(9月26日~、今日中に手動で決済予定)
■前営業日の決済■
▼ユーロポンドロング0.62720(9月22日~)→0.6708【損切り】
▼ユーロドルロング1.2794(9月22日~)→1.2698【損切り】
▼ポンドスイスロング2.3507(9月26日~)→2.3590【利益確定】
▼その他、持ち越したポジションの決済はなし。
■目先のトレンド■(ユーロドル)
▼1.25-1.3の幅広いレンジが続くか?
■中長期トレンド■(ユーロドル)
▼ドル売り。時間をかけてユーロドル1.3↑抜け予想。
【昨日の雑感と今日の戦略】
執拗なユーロ売りを感じた。
ユーロドルが1.270下抜けをアタックしそうだったのでその時開いていたロングをしているのとは別の口座で1.2711ショート。1.2794L&1.2711Sと一時両建て状態になっていた(単に2つの口座で別々に売買していただけ)ユーロドルの負の遺産の方を切った。
ユーロポンドとポンドスイスも実質両建て状態になっていたが両方を違う時間にそれぞれ切った。
ユーロドルは普通に曲がった結果だが、ユーロポンドはポンドの利上げ予測などのニュースが出た直後切るべきだったと反省。
ユーロドルは再度ロングを狙いたい。現在のショートは米指標までに利益確定したい。
Comments
ユーロドルはショートで得しました。今でもショートです。ユーロロングにこだわる理由を教えて。
Posted by: ロム | 2006年09月27日 10:03
おはようございます、FX-REALさんから投資苑到着しました。ありがとうございました。
Posted by: yaak | 2006年09月27日 10:19
>>ロムさん
こだわっているわけではありません。曲がっただけです。。。
現在はレンジにあり、抜ける方向は1.3↑と言うのが今の見通しです。
>>yaak
喜んでいただき何よりです。ありがとうございます
Posted by: 羊飼い | 2006年09月27日 12:40
何時も楽しく読まさせて頂いております。
外国為替証拠金の取引会社で、GFT社の代理会社が幾つかありますが、米国の会社でもあり資金は安全に管理されているようですが、実際のところが解れば教えて頂けませんでしょうか?
お忙しいところ、宜しくお願いします。
Posted by: kidd | 2006年09月27日 13:16
FX-REALさんから投資苑到着しました。
まだまだ、勉強です。
ありがとうございました。
Posted by: fishfish | 2006年09月27日 17:59
いつも拝見し、勉強させていただいております。
ありがとうございます。
Posted by: ろくす | 2006年09月28日 06:18
>>kiddさん
実際のところ破綻すればどうなるか分からないのが現状です。その点どこの企業も同じです。CFTC等にも加盟して言いますが、破綻後どういう処理をされるのか現状で断言する事は出来ません。
Posted by: 羊飼い | 2006年09月28日 07:13
ご回答ありがとうございます。
資金のリスクヘッジ並びに低コストを考えると、
①複数の会社に資金を分散しての取引(証拠金が一定額以上になった場合は、出金)
②信託保全の会社での取引
中々、コストと資金保全のバランスを考えると悩んでしまいます
Posted by: kidd | 2006年09月28日 12:48