1万通貨未満で取引できるFX業者
今月からSAXO系のシステムを使っているJNSと121FX証券がの最低取引単位が5000通貨になってしまいました。今年の9月まで1単位からの取引が可能だったのに、立て続けに変更になってしまいました。
~2006年9月 | 1単位から購入可能 |
2006年10月~ | 1000通貨単位に引き上げ |
2006年11月~ | 5000通貨以上に引き上げ |
JNS(ジェイエヌエス)のサイトのアナウンスによれば、
【世界中の顧客から集まるオーダーが大幅に増加し】
【カバー先(SAXO系)のトレードシステム変更のため】
となっており、どうもできないようです・・・。
もったいない><;
FX業界を徹底的に監視してきた羊飼いは、
・情報ツール
・手数料無料
・信託保全
と進みつつあるFX業者の競争は、そのうちに最低取引単位に及ぶと考えています。
現状では未だ1万通貨単位が標準ですが、この最低取引単位を下げる事がFXという投資を今後広め、そして発展させていく上で不可欠だと思っています。
少し譲って5000通貨単位でもいいですが、できる限り1000通貨単位を維持して欲しかったと思います。
信託保全と手数料も含めて表にしてみました。
1万通貨未満で取引できる取引業者 | |||
5000通貨以上 | |||
取引会社 | システム | 手数料 | 信託保全 |
JNS(ジェイエヌエス) | SAXO系(メジャー) | 1pips | メインのみ |
121FX証券 | SAXO系(ミニ口座) | 1pips | 一部のみ 不明瞭な言及 |
1000通貨単位 | |||
取引会社 | システム | 手数料 | 信託保全 |
ヒロセ通商 | OCBC証券FX2のミニ口座 | 往復30円 | なし |
外貨ex | 独自 | 3pips | 完備 |
外為どっとコム | 外為どっとコム系 | 10pips | 完備 |
外貨24 | 8pips | なし | |
価格.com外為 | 10pips | なし | |
マネックスFX | 10pips | なし | |
JNB-FX | 10pips | 格付けAの銀行の分別管理 | |
セゾンFX | セントラル短資系 セゾンカード 会員のみ |
50円 | 完備:セントラル短資のもの |
エフエックス札幌 | OCBC証券のミニ | 往復10pips | なし |
ダイワFX | 独自 | 10pips | なし |
と、ココまでまとめていてあることを発見っ!
JNSは【5000通貨単位】ではなくて【5000通貨以上】となっている・・・。
-早速聞いてみました。-
■結論■
5000通貨以上であれば5001ドルや12777ドルといった細かい端数でも自由
12000ドルを買った後に5555ドルだけ売り、6445ドル残す事も可能。
@駄目な事@
5000ドル以下の新規取引
差し引いた残りのポジションをを5000ドル以下にする事。
1万通貨未満の取引では手数料無料の取引会社はまだない。
JNSのFX-naviメジャーで片道1pips
ヒロセのFX2ミニで片道15円(1000通貨の時)
あたりの業者で低コストになっている。
現在、FX業界は【手数料無料】だけがウリでは顧客を獲得するのが難しくなっていると言える。どこかの業者が【1000通貨単位で手数料無料!】と言い出せば、かなりの先行者利益になると思うのだが。どうだろうか。