G20とは?
今週末に行われるG20について調べてみました。
▼G20とは?
20か国財務大臣・中央銀行総裁会議
[G-20 Finance Ministers and Central Bank Governors Meeting]
(Gはgroupの略)
アジア通貨危機などによって、国際金融システムの論議を新興市場国ともする必要性がでてきたため、1999年6月のケルン・サミットのG7財務大臣会議において創設された。第1回はドイツで開催され、以後、年に一度開催されている。去年は中国で開催。今年はオーストラリアのメルボルンで11月18日~19日に予定されている。
▼参加国
G7の
日本、米国、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、カナダ
と
アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、中国、インド、インドネシア、韓国、メキシコ、ロシア、南アフリカ、サウジアラビア、トルコ
以上19カ国の各国財務大臣、財務大臣代理、中央銀行総裁。
EU議長国財務大臣と財務大臣代理相当
欧州中央銀行総裁
以上が正式メンバーといわれている。
その他、
国際通貨金融委員会議長
世銀・IMF合同開発委員会議長
IMF専務理事
世界銀行総裁
等も参加している。
羊飼いの順位は?
▼過去開催地と今後の予定
1999年:ドイツのベルリン
2000年:カナダ・モントリオール
2001年:カナダ・オタワ
2002年:インド・ニューデリー
2003年:メキシコ・モレリア
2004年:ドイツ・ベルリン
2005年:中国・河北省香河
2006年:オーストラリア・メルボルン
2007年:南アフリカ
▼まとめと注目点
開催日は今週末の11月18日・19日。
G7の方が圧倒的に注目度は高いが、G20には産油国や新興国が多い。
よって、
原油高問題
為替政策
世界的不均衡問題
など、為替相場にとって重要な話題に触れやすく、当然のごとく共同声明にもこれらの事は盛り込まれるだろう。
しかし、月曜日に窓を開けたりするほどのインパクトはなく、普通に閉幕する可能性が高いとみる。
ただやはり、今週はなるべくポジションを持ち越さない心構えで相場に臨みたいと思う。