円高の度に思うことその1
トレーダーの予想はFXランキング
■円高の度に思うことその1
円を売っている人が凄く多い。
日本人なら円を買いましょう!
というのは冗談ですが、ドル円って本当に良く分からない通貨ペアだなと感じます。
羊飼いの取引のメインの1つがユーロドルですが、同じドルがらみだからといってユーロドルとドル円の相関を気にしてトレードをすると、必ずと言っていい程変な方向に行きます。ユーロドルを予想する時はユーロドル単体を中心にみて、ユーロポンドとポンドスイスを参考程度にみます。ドル円は極力見ないようにします。
なぜ、ユーロポンドとポンドスイスをみるかと言えば、欧州通貨同士は基本的に連動が強固です(その為、レンジ内に収まっている通貨が多い)。ユーロとスイスはほぼ同一視してみています。ユーロポンドだけでは情報が少ないためポンドスイスも参考にします。
ドルが売られるとユーロが強くなってくるわけですが、ユーロドルだけみているとユーロとドルの関係しか分からない。そこでユーロポンドやポンドスイスをみると本当にユーロが強いのか(本気でドルが売られているのか)どうか分かり易いのです。
相場が迷っている時はポンドが強くなる傾向があります。例えばFOMC議事録発表が数日後に迫っている時、ポンドスイスが安いと、発表に向けてポンドが上がる確率は高い為、買い時かな!?と判断します。ただ、ポンドスイス単独に限っては全く主体性のない通貨ペアであり、現状でレンジ内に納まっているから取引しているだけであり、一概にはお勧めできません。
結局、為替はドルが売られるか買われるかだと思っています。
つまり2択!
それに気付いてから少し変わった視点で相場を見るようになりました。しかし、対円だと雑音が多すぎる。当然かもしれませんが、ドルの強弱を見るにはユーロドルが一番だと思います。そしてドルの強弱は、為替相場全体のトレンドの強弱に繋がると思います。
上手く説明できませんでしたが、、、来週辺りその2を書きます。
Comments
ん?・・・???
頭がこんがらがりました。
えっと・・・
ユーロが強いかどうかの判断材料にユロポンを見るのは理解できました。
しかし、なぜにポンスイ???
ポンドの強さを見るためでしょうか?
その2 で解説いただけるのでしょうか?
>為替はドルが売られるか買われるかなんです!
なるほど!巧いっ!!
思わず膝を叩いてしまいました
Posted by: アイスマン | 2006年05月23日 17:50
すいません。寝ぼけていて、めちゃくちゃの文章に。。。
多少、書き直しました。
ポンスイをみるのは、ユロポンだけだとイマイチ判断材料にかけるのと、ユーロ=スイスとほぼ同一視しても問題ないと思っているからです。
Posted by: 羊飼い | 2006年05月23日 18:02
若いのに、よく頑張ってるなと思って見てます。強烈な個性や押しはないけど、なかなか的を得た洞察力を感じます。この調子で続けてください。(おやじより)
Posted by: オペラ座の怪人 | 2006年05月23日 18:38
的は射ときましょう。
当は得ときましょう。
Posted by: Anonymous | 2006年05月23日 20:22
Anonymous1さん、うまい!
さて私もドルの見方には同じようなものを感じます。
ユロ=スイスについても以前からポンスイのヘッジに
スイ円でなくユロ円を使っていたこともあるので
全く同感ですね(゚∀゚)
その2も期待できそうです。
Posted by: starlord | 2006年05月24日 00:32