9月13日(水)■米財政収支発表。ポールソン米財務長官の講演あり!
■前営業日のニューヨーク市場の為替相場
ユーロドル:1.2686-89、ドル円:117.94-97、為替blog村もチェック
商品市場→NYMEX原油:63.76(-1.85)、COMEX金:594.30(-3.00)
株式市場→DJIA:+101.25、NASDAQ:+42.57
■今日の為替相場
★気になる羊飼いの順位は?
スワップ金利4倍デー>>詳細(来週18日月曜日が敬老の日で祝日のため)
今日の米指標は8月の財政収支のみ。双子の赤字の1つだが主に国内の問題と捉えられ、金利が焦点となってからは大きく動くことは少ない。
24時にポールソン米財務長官の講演が予定されており注目が集まる。次回FOMCは9月20日。1週間はFRB関係者の金融政策に関する発言は控えられる。
米指標は明日に小売売上高、あさってにCPIと鉱工業生産が発表されるなど、月末まで指標ラッシュが続く。来週水曜日にはFOMC政策金利発表も控えており、相場は大きく動き出す可能性が高い。
今週は大きな焦点となっているG7を週末に控えている為、人民元問題や世界的不均衡是正等に対する発言で大きく動くリスクを秘めていると言える。
■話題
米国利上げ休止&景気後退:ユーロ圏の利上げ継続&強気:テロやイラン、イスラエルなどの地政学的リスク:原油や金などの高騰:9月30日対中報復関税法案の採決期限、人民元再切り上げ観測、イランの核問題、北米ハリケーンの季節、ブレア首相1年以内に、退任
9月15日(予定)ポールソン米財務長官の中国訪問
9月16日G7(7カ国財務相・中央銀行総裁会議)
9月19-20日IMF会合
■各国金融政策関連の発表
9月14日スイス
9月14日ニュージーランド
9月20日FOMC
■欧州クロス用スイスの指標ほか
ポンド急上昇。明日スイスの政策金利発表。織り込み済みという見方が多い。
今日の英失業率も注視。
9月13日水曜日★今日の重要指標 | 指標ランク | 予想 | 前回 | ||||
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S | A | B | C | ||||
国際原子力機関理事会[IAEA]11~15日 | |||||||
07:45 | NZ■7月小売売上高 | ◎ | +0.3% | +0.1% | |||
08:50 | 日■7月国際収支-経常収支 (季節調整済み) |
△ | 15425億 | 15423億 | |||
↑7月国際収支-貿易収支 | 9900億 | 8570億 | |||||
13:30 | 日■7月鉱工業生産【確報値】 | △ | -0.9% | -0.9% | |||
↑7月設備稼働率【確報値】(前月比) | - | 106.2 | |||||
14:00 | 日銀金融政策決定会合議事要旨 (8月10-11日の分) |
○ | - | - | |||
15:00 | 独◆8月消費者物価指数(HICP)【確報値】 | ○ | -0.1% | +0.4% | |||
17:30 | 英◆8月失業率 | ○ | 3.0% | 3.0% | |||
↑失業保険申請者数 | +5000 | +2000 | |||||
21:30 | 加◆第2四半期労働生産性 | ○ | ±0.0% | +0.5% | |||
23:30 | 米★週間原油在庫 | - | - | -220万B | |||
27:00 | 米★8月財政収支 | A | -605億 | -332億 | |||
要人発言予定(未確認情報含む) | |||||||
FOMCまで残り1週間:FRB関係者の金融政策に関する発言は控えられる期間 | |||||||
21:00 | カナダ中銀副総裁◆講演 | ||||||
22:00 | スウェーデン中銀副総裁◆講演 | ||||||
24:00 | ポールソン米財務長官★講演【国際経済について】 | ||||||
その他直近ターゲット | |||||||
木曜日 | NZ■RBNZ政策金利/豪◆第2四半期住宅着工件数 | ||||||
日■企業倒産件数/工作機械受注 | |||||||
スイス◆SNB政策金利 | |||||||
英◆小売売上高 | |||||||
欧◆ECB理事会(非金融政策決定会合) | |||||||
米★輸入物価指数/小売売上高/新規失業保険申請件数/企業在庫 | |||||||
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羊飼いのポジ&方針(通貨量は公開せず。スキャルは含まず←持ち越す方が少ない)
【続き】は↓(人の予想は見ないと言う方の為に隠してみました)
今週も投資の勉強!Rankingで:為替ブログ村を覗いてみよう
■現在持ち越しのポジ■
▼ポンドスイス2.3305(ストップ&リミット、上がりすぎで今日中に主導で決済予定の為設定せず)
昨日、ポンドスイスの記事を書いた後大きく反発。少し遅れたが飛び乗った
上限も近いため今日中に決済する予定
■前営業日の利確■
▼9/8以降、持ち越したポジションの利益確定はなし。
短期トレンド■(ユーロドル)
▼1.25-1.3の幅広いレンジが続くか?
■中期トレンド■(ユーロドル)
▼ドル売り。時間をかけてユーロドル1.3↑抜け予想。
■昨日の雑感■
▼ドル買いが強い。
118円を明らかに狙っていたのでドル円を買いたかったが、G7がどうしても気になって断念。
ユーロドルを小刻みに売買。
ポンドは反発しすぎ。もう少しゆっくりで良かった。
【今日の戦略】
ポンドスイス、ユーロポンドはレンジと判定。監視&レンジ売買継続。
ドル円が上がりたがっているのは分かるがG7を前になかなか積極的に買えない。しかし、まだもう一度118円を狙ってくる可能性は高いと考える。週末持越しは絶対しない方向で短期で参入したい。ここ数日は東京で売られ、NYで買われるパターン。
ユーロ円も再度150円アッパーを狙う位置にいる。
ユーロドル1.26MIDレベルも注視。
Comments
羊飼いさま、いつも拝見し勉強させていただいております。さて、某巨大掲示板に以下のような書き込みがありました。どのように思われますか。
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レフコの倒産騒ぎにより、海外系金融業社のリスクウェイトが大きく変更される予定です。
金融庁の目的は、日本国内に資産を留め、金融庁管轄下に置くことを主体としている様です。
予定に従いJNSの自己資本規制比率を試算いたしましたので発表いたします。
サクソ銀行は、海外金融業として5%の与信リスクが付与されていました。
今後は格付けを取得していない海外金融業は50%の与信リスクに変更される予定です。
これは、JNS顧客預託金32億円分(平成18年6月現在)のサクソ銀行預託分に大きな
影響を与えることになると推測されます。
(現状5%)1.6億の与信リスク→(今後の予定50%)16億の与信リスク
よって、現状167.6%の自己資本規制比率は16%程度へと落ち込む可能性が濃厚です。
現在、日本ユニコムやトレーダーズ証券が別会社を作り、金融先物取引業へ再登録しているのも
上記リスク算定基準の変更準備の為と推測されます。
(日本ユニコムやトレーダーズ証券は業者のカバー先にもなっている為)
ttp://forexpress.com/news/2005/sakimono.htm
今後は、よりハードルの高い監査基準が設けられる予定です。注意いたしましょう。
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Posted by: JNSで取引中 | 2006年09月13日 09:56
こんにちは
初めて聞きました
詳しく調べたいと思います。現状の業者への影響が心配ですが、参加資格が厳しくなるのはいい事ですね。
出来ましたら掲示板のURLを教えてください。
このコメント欄に2つ以上のURLを入れれば自動的に非公開になりますので、ダミーをつけて2つ以上にして投稿をお願いします。
情報ありがとうございました。
Posted by: 羊飼い | 2006年09月13日 10:13