10月9日からの週、重要指標カレンダーと流れ予想
為替ブログ村
■先週の終値
ユーロドル1.2598-02ドル円119.00-05ユーロ円149.95-00
豪ドル円88.24-31ポンド円222.59-69NZドル円 78.32-40
ユーロポンド0.6731-36ポンドスイス2.3587-97ポンドドル1.8707-11
DOW11850.21[-16.48]NASDAQ2299.99[-6.35]CME.N225:16410.00[-45.00]
GOLD576.80[+1.30] OIL59.76[-0.27]
■今週の米国重要指標など
★
今週もよろしくお願いしますRANKING
1年に1度あるかないかの珍しい週。
FOMCは通常年8回行われる。単純計算でいけば6週以上間が空く事になるが、前回のFOMCが9月20日、次回のFOMCが10月25日と5週間しかない。それに伴い、以下の公表が今週に重なる事になる。
■FOMC開催の3週間【後】に公表されるFOMC議事録(今回は9月20日の分)
■FOMC開催の2週間【前】に公表されるベージュブック(今回は10月25日の分)
米指標の数自体はあまり多くないが、重要なものがあり、相場を大きく動かす可能性は高い。
【米指標の注目点】
▼月曜日はコロンブスデーで休場
▼FOMC議事録
▼貿易収支
▼ベージュブック
▼小売売上高&コア
【米国以外の注目点】
▼英◆生産者物価指数/貿易収支
▼日■日銀金融政策決定会合結果公表
【流れ予想】
月曜日は日米休場で小動きに
↓
まず、焦点は水曜日のFOMC議事録へ
相場は9月20日分のFOMC議事録の文言に左右される。
↓
木曜日の貿易収支、そして同日に発表されるベージュブック
10月25日のFOMCのたたき台となるこのベージュブックで景気の減速が確認される。
↓
今後の経済指標の動向が重要である事が再確認
↓
金曜日の小売売上高に注目が集まる。
日銀金融政策決定会合結果公表もあり福井日銀総裁のコメント次第では大きく動く可能性もあるが、確率は高くない。
先週の雇用統計後、ユーロドルは1.260を割り、ドル円は119円を突破した。雇用統計の過去の値が上方修正したなどの理由を付けられているが、それは典型的な後付けで結局はドル買いをしたかったに過ぎないと思う。
利上げが中止されている現在でも、いや寧ろ利上げが中止されたからこそドル買いの大きな流れが存在していると思う。相場は当然のように今後も上がったり下がったりするだろうが、少なくとも米国が利下げを実施するまではドル円の方向性は上にあると思った方がよいのでは?と言う認識を持った。
他に気になる点は米国株式市場が史上最高値を更新し続けている事。少し怪しい米国陰謀説(全ては米国の思いのまま操作している等)のような観点から見れば、来月の11月7日に米中間選挙を控え、株高(既にその方向へ)&ドル○(高?安?現時点では高?)へと大きく導かれる可能性も。
ユーロドルに関しては長期間続いているレンジの下限1.25レベルを注視したい。
要人発言も数多く予定されており、どれも爆弾になり得ると思う。注意が必要だろう。
■各国金利発表予定
10月12日南アフリカ
10月17日カナダ
10月25日米国
10月26日ニュージーランド
次なる焦点は?Rankingで:為替ブログ村
10月09日~の週★アメリカ今週の重要指標 | ||
09月曜 | 米国休場/カナダ休場/日本休場 | |
10火曜 | 卸売在庫 | |
11水曜 | FOMC議事録(9月20日の分) | |
12木曜 | 新規失業保険申請件数 | |
貿易収支 | ||
ベージュブック | ||
13金曜 | 輸入物価/輸出物価 | |
小売売上高&コア | ||
ミシガン大学消費者信頼感指数 | ||
企業在庫 | ||
重要人物発言予定とイベント(現状での判明分) | ||
月曜日 | コロンブス・デー | |
火曜日 | トリシェ:ECB総裁◆講演:経済通貨問題委員会 | |
フィッシャー:ダラス地区連銀総裁★講演【金融政策】 |
||
水曜日 | スティーブンス:豪準備銀行総裁★講演【経済状況と見通し】 | |
バイズ:FRB理事★講演【銀行問題】 | ||
ラッカー:リッチモンド地区連銀総裁★講演【地域経済見通し】 | ||
木曜日 | トリシェ:ECB総裁★講演:ECB&露中銀共催セミナー | |
ウェーバー:独連銀総裁★講演:ECB&露中銀共催セミナー | ||
ミシュキン:FRB理事★講演【グローバル化】 | ||
金曜日 |
モスコウ:シカゴ地区連銀総裁★講演【米経済見通し】 |
|
福井:日銀総裁■記者会見 | ||
シュタルク:ECB理事★講演:ユーロ学会 | ||
その他・各国重要事項 | ||
月曜日 | 独◆貿易収支/経常収支/鉱工業生産 | |
英◆生産者物価指数 | ||
火曜日 | 日■機械受注 | |
英◆貿易収支 | ||
加◆住宅着工件数 | ||
水曜日 | 豪■住宅ローン貸出 | |
欧◆第2四半期GDP【確報値】 | ||
加■新築住宅価格指数 | ||
木曜日 | 日■経常収支/貿易収支 | |
豪■失業率 | ||
独◆HICP確報値 | ||
欧◆ECB月報 | ||
加◆貿易収支 | ||
金曜日 | 日銀金融政策決定会合結果公表 日■金融経済月報(基本的見解) |
|
NZ■小売売上高 |
羊飼いの持ち越しポジションと予想
▼118.64円ロング(ストップ&リミットは現在未設定)
月曜日は日本も米国も休場。一般的にドル買いは少ない傾向にあると言える。
朝方一度利益確定して118円LOW-MIDど再度買い直す事を考えている。
基本的には月曜日は様子見、火曜日からトレードに参加
今後、スイングのポジションを増やして生きたいと思う。損切りは多くなるだろうがもう少しチャンスに喰らい付いていきたい。
Comments
JNSが最低5000単位からの取引に変わるそうです。 取引単位の少なさが魅力の会社だっただけに価値激減です。ごたごたする前に、早速、ほとんどの資金の引き上げを行いました(批判も込めて)。
もちろん、SAXOとの交渉を頑張ってもらうよう、お願いメールも出しましたが。
ミスター証券のECOIS miniもSAXO系で1000通貨単位が可能でしたが、こちらも引き上げられるんですかね。
Posted by: JNSショック | 2006年10月08日 12:50
ドル上がりましたね。このまま120円台にいくのでしょうかね。
新日本通商は、スワップの計算ミスを2回短期間でされたので(1日分のはずが更新を2度したとかで2日分スワップがついた)、
私は資金引き上げました。
マイナススワップだったので・・・。
Posted by: ぷっち | 2006年10月08日 15:13
>>JNSショック
SAXOの意向なら仕方が無いのかもしれませんね。
私は最近10万単位の口座でやっているので直接影響は無いですが、それ目的の人が多かっただけに死活問題でしょうね。
実はいろいろなFX業者の方にお会いした時に1000通貨やってください!と言うのですが一番の理由が電話注文で対応できないと言うものでした。
後は手数料ですよね。ヒロセぐらいしかまともなところがなくなってしまう。
http://zerojack.jp/mt/2006/07/1000fx.html
↑1000通貨単位可能全社一覧
逆に他の業者にはチャンスですよね。そこらへんをどこかが嗅ぎ取ってくれればいいのですが。。。
>>ぷっちさん
実は東京へ行った時、外為オンラインにも行く予定がありました。
正直に言って、現状で甘い部分がたくさんありますが、サーバー増強やその他のスキームも含め、今後良くなっていくと言う話は聞いています。
と、言う私も現状では口座にお金を入れていませんが。。。
ま、今後に期待したい業者の1つではあります。
Posted by: 羊飼い | 2006年10月08日 22:00
ガウ氏のメルマガ楽しみにしてます!
ちょっと遅いお願いですが、FXOのスタンダード口座もレバ200倍にしていただきたいと、リクエストして頂ければうれしいです!
Posted by: sora | 2006年10月09日 00:47
確かにドル買いの大きな流れが、8月からずっとあります。米国指標が良いと極端に米ドル高、米国指標が悪いと反応しないケースが何回かあった。
「雇用統計の過去の値が上方修正したなどの理由を付けられているが、それは典型的な後付けで結局はドル買いをしたかったに過ぎないと思う。」はまさにその通りですね。この羊飼いさんのコメントは痛快です。
Posted by: トム | 2006年10月09日 11:00
1000通貨単位可能全社一覧、ありがとうございました。とても参考になります。たしかにヒロセ通商は良さそうです。ペア数も多いですね。mini口座ではトレール注文が出来ないのが残念ですが。スリップページが大きそうなので早速デモや資料請求してみます。 なお、ミスター証券のHPを見てみると、チケットフィーはいらなくなったみたいです。
新しいJNSのシステムは気に入っていたので、何とか1000単位を続けて欲しいものです
>>一番の理由が電話注文で対応できないと言うものでした。
もしかしたら4000口座が彼らにとって過剰で、電話注文対応等が辛くなったこともあるのかも。とすれば小額取引の顧客が他の業者に逃げるのは大歓迎?。 SAXOとの交渉に期待するのは期待薄かも。
Posted by: JNSショック | 2006年10月09日 11:44