9月1日金曜日★米雇用統計とISM製造業指数。月曜日はNY休場。
前営業日のニューヨーク市場の為替相場
ユーロドル:1.2813-15・ドル円:117.38-40
NYMEX原油:70.26(+0.23):COMEX金:634.20(+8.10)
ダウは-1.76ドル、ナスは-1.98ドルで終了。
今日の為替相場
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今日は週末金曜日。今日から9月が始まる。
メインはなんといっても米雇用統計の発表。各FX業者の採用データを調査した結果。①12.0②12.5③12.0④12.5⑤12.5⑥13.0⑦12.5⑧12.0⑨12.0⑩12.0と、12.0万人と12.5万人予想が大半。12.0万人を切ればドル売りになる確率は高いだろう。しかし、中途半端な数字が出た場合はここ最近の動向から、どちらに触れるか一概には言えない相場となりそうだ。
もうひとつ注目するとすれば、23時のISM製造業指数。製造業系の最重要指数である。
バーナンキの予定は23日の授与式での受託スピーチのみとの事で内容的に金融政策に触れる可能性は低いと思われる。
月曜日は米国がレイバーデーで祝日のためニューヨーク市場は休場。連休前の週末や月初要因の売買も出てくると思われる。
話題
米国利上げ休止&景気後退:ユーロ圏の利上げ継続&強気:テロやイラン、イスラエルなどの地政学的リスク:原油や金などの高騰:9月19-20日G7(7カ国財務相・中央銀行総裁会議)、IMF会合、米上院の対中関税法案、9月7-8日APEC財務省会合、9月30日対中報復関税法案の採決期限、人民元再切り上げ観測、イランの核問題、北米ハリケーンの季節
各国金融政策関連の発表
9月6日オーストラリア
9月7日英国
9月8日日本
9月14日スイス
9月14日ニュージーランド
9月20日FOMC
欧州クロス用スイスの指標ほか
16:30にスイス8月SVME購買部協会景気指数発表あり。注目はユーロ圏のGDPと失業率ぐらいか。
9月1日金曜日★今日の重要指標 | 指標ランク | 予想 | 前回 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
S | A | B | C | ||||
10:30 | 豪■第2四半期経常収支 | ◎ | -138億 | -139.99億 | |||
16:55 | 独◆8月製造業PMI | × | 58.3 | - | |||
17:00 | 欧◆8月製造業PMI | × | 57.0 | 57.4 | |||
17:30 | 英◆8月製造業PMI | × | 53.7 | - | |||
18:00 | 欧◆7月失業率 | △ | 7.8% | 7.8% | |||
欧◆第2四半期GDP | ○ | 0.9% | 0.6% | ||||
21:30 | 米★8月雇用統計: 非農業部門雇用者数 |
SS | 12.0~ 13.0万 |
11.3万 | |||
失業率 | 4.7 | 4.8 | |||||
時間当たり賃金 | +0.3 | +0.4 | |||||
平均週間労働時間 | 33.9 | 33.9 | |||||
22:45 | 米★ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】 | A | 79.5 | 84.7 | |||
23:00 | 米★建設支出 | A | -0.1 | +0.3 | |||
米★ISM製造業景気指数 | S | 55.0 | 54.7 | ||||
米★住宅販売保留指数 | BB | 111.9 | 113.9 | ||||
要人発言予定(未確認情報含む) | |||||||
22:15 | ウェーバー独連銀総裁■討論会参加(カンザスシティー) | ||||||
23:00 | バーナンキFRB議長◆スピーチ 【故郷でベン・バーナンキ・デーが制定されるとのこと】 |
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その他直近ターゲット | |||||||
月曜日 | 欧◆生産者物価指数 | ||||||
米★レイバーデーで休場 | |||||||
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羊飼いのポジ&方針(通貨量は公開せず。スキャルは含まず←持ち越す方が少ない)
【続き】は↓(人の予想は見ないと言う方の為に隠してみいます)
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現在のポジ■
▼なし。ユーロポンドロングを検討中(反発を見てから)
前営業日の利確■
▼8月31日を最後に、持ち越したポジションの利益確定はなし。
短期トレンド■(対象通貨ペア:ユーロドル)
▼1.25-1.3の幅広いレンジが続くか?
中期トレンド■(対象通貨ペア:ユーロドル)
▼ドル売り。時間をかけてユーロドル1.3↑抜け予想。
昨日の雑感■
▼指標後1.2870を突破できそうになかったので躊躇。スキャルもできなかった。
方向性のない相場が続く。。。。
ユーロポンドは反発を見てポジションを取りたい。昨日、抜けそうなそぶりを見せたので結局売買せず。
ユーロドルとドル円が同時に上がる相場、異常です。
【今日の戦略】
雇用統計の爆発力の前に予想は意味がないのでただ待つのみ。
現状ではドル買いの方への反応の方がよさそうだが。。。
Comments
羊飼いさん、こんにちは。
最近よく、本屋さんでFXのシステムトレードの本を見かけるのですが、初心者にシステムトレードは難しいのでしょうか?
Posted by: まり | 2006年09月01日 17:01
>ユーロドルとドル円が同時に上がる相場、異常です。
ユーロ>ドル>円の順番になることは、珍しいことなのでしょうか?
Posted by: ココ | 2006年09月01日 17:29
羊飼い様、お返事ありがとうございます。(今回の私の経験をできるだけ多くのFX投資家のみなさんに知っていただきたいため、あえて最新の記事の後のここに返信します。すみません。)私は今回の件をもちろんFXA証券のほうには激しく抗議しました。しかし返ってくる言葉は、「システム上の問題なのでどうしようもない。」の一点張りです。もしかしたら本当にそうなのかもしれません。私が待たされた約5分という時間とうまい具合に下がってきたレートの動きの一致は、偶然なのかもしれません。しかし、事実を知ることは投資家である私たちには不可能で、実際FXA証券が何をしたかは彼らにしかわからないのです。私はこのことはかなり危険な状況だと思います。「システム上の問題」と言われてしまえば、業者の言うことは何でも受け入れなくてはならない、なんて不公平なんでしょう。オンライントレードの向こう側はある意味閉ざされた世界です。だからこそ投資家と業者との間には確かな信用が必要だと思うのです。被害妄想かもしれないので詳しくは記述しませんが、その後FXA証券でトレードをしていて、嫌がらせではないかと思ってしまうような不可解な出来事もありました。(さすがにそれは考えすぎでしょうが…。)とにかくFXは、もう少し投資家と業者との関係をフェアにすることが急務だと思います。
Posted by: ミンティー | 2006年09月01日 17:41
こんにちは
>>システムトレード
システムトレードはまた別の悩みが必要ですね。データの検証やバックテスト等、常に修正が求められれます。
そして忠実にルールを守ることが大切だと思います。
その本買いましたよ。まだ読んでませんが。。。
>>ココさん
ユーロ>ドル>円
になったとしてもドル円とユーロドルが一緒に上昇するとは限りません。
簡単に言えばユーロドルが2上がって、ドル円が1下がっても、その図式は成り立ちますよね?
クロス円を見てお分かりのように円は異常に売られています。
>>ミンティーさん
残念ながら、現状の相対取引や監視体制では無理っぽいですね。
体制を変えるのは非常に時間がかかる。まずは、使い分けや他社に移るのがいいかと思います。
Posted by: 羊飼い | 2006年09月01日 18:31
マウスパット届きました。とてもしっかりしていて使い勝手は最高ですね。羊飼いさんとfx onlineさん共にファンですのでこれからもがんばって下さい。知人にもこのブログは教えていますよ。
Posted by: やま | 2006年09月01日 22:25
パッド届きました
かっこいいです
気に入りましたので早速使用しています。
成績も上がればと思います
Posted by: hiro | 2006年09月02日 19:07