9月7日(木)◆BOE政策金利発表。米指標は小粒。
■前営業日のニューヨーク市場の為替相場
ユーロドル:1.2802-05、ドル円:116.60-63、為替ブログ村
商品市場→NYMEX原油:67.50(-1.10)、COMEX金:641.80(-5.10)
株式市場→DJIA:-63.08、NASDAQ:-37.86
ベージュブックが経済成長の減速を示すものであったためドルは売られた。
ベージュブック要旨:【12地区中5地区で景気減速。その他はほぼ変わらず】【住宅価格は軟調】【労働市場は安定】等など。
6日NYクローズ時点での次回FOMC(9/20)利上げ織り込み度は10.87%
■今日の為替相場
Ranking
今日から8日まで、アジア太平洋経済協力会議(APEC)財務総会合が開催。
今日の注目材料としては英国の政策金利発表あり。
米指標は新規失業保険申請件数と卸売在庫。どちらもあまりインパクトのない指標だ。
夜中の3時40分からイエレン:サンフランシスコ連銀総裁の講演が予定されている。講演内容が米経済と金融政策に関するものなので注目に値するだろう。
明日には日本の政策金利が発表され、日銀の福井総裁の記者会見も予定されている。
■話題
米国利上げ休止&景気後退:ユーロ圏の利上げ継続&強気:テロやイラン、イスラエルなどの地政学的リスク:原油や金などの高騰:9月30日対中報復関税法案の採決期限、人民元再切り上げ観測、イランの核問題、北米ハリケーンの季節、9月7-8日APEC財務省会合、ポールソン米財務長官の中国訪問(15日ごろ?)、9月16日G7(7カ国財務相・中央銀行総裁会議)、9月19-20日IMF会合
■各国金融政策関連の発表
9月7日英国
9月8日日本
9月14日スイス
9月14日ニュージーランド
9月20日FOMC
■欧州クロス用スイスの指標ほか
BOE政策金利とスイス第2四半期GDPに注目
9月7日木曜日★今日の重要指標 | 指標ランク | 予想 | 前回 | ||||
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S | A | B | C | ||||
日銀金融政策決定会合(8日まで) | |||||||
アジア太平洋経済協力会議(APEC)財務総会合(8日まで) | |||||||
10:30 | 豪■8月失業率 | ◎ | 4.8% | 4.8% | |||
豪■8月新規雇用者数 | +1.0万 | +5.07万 | |||||
14:00 | 日■7月景気先行指数【速報値】 | × | 40.0% | 54.5% | |||
日■7月景気一致指数【速報値】 | 83.3% | 90.0% | |||||
14:45 | スイス◆第2四半期GDP | ○ | +0.8% | +0.9% | |||
17:00 | 欧◆9月ECB月報 | - | - | - | |||
19:00 | 独◆7月鉱工業生産 | ○ | +0.5% | -0.4% | |||
20:00 | 英◆BOE政策金利発表 | ◎ | 据置き 4.75% |
25bp利上げ 4.75% |
|||
21:30 | 米★新規失業保険申請件数 | BB | 31.5万件 | 31.6万件 | |||
加◆7月住宅建設許可 | × | 1.8% | 1.4% | ||||
23:00 | 加◆8月Ivey購買部協会指数 | ○ | 61.3 | 60.1 | |||
米★7月卸売在庫 | BB | +0.7% | +0.8% | ||||
要人発言予定(未確認情報含む) | |||||||
27:40 | イエレン:サンフランシスコ連銀総裁◆講演 【米経済見通しと金融政策について】 |
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その他直近ターゲット | |||||||
金曜日 | 豪■貿易収支 | ||||||
スイス■失業率 | |||||||
独■貿易収支 | |||||||
加■失業率 | |||||||
米★消費者信用残高 | |||||||
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羊飼いのポジ&方針(通貨量は公開せず。スキャルは含まず←持ち越す方が少ない)
【続き】は↓(人の予想は見ないと言う方の為に隠してみました)
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現在のポジ■
▼ユーロポンド0.6735L
(9/1~ストップ0.6750[9/5変更]、リミット0.6820)
前営業日の利確■
▼8月31日を最後に、持ち越したポジションの利益確定はなし。
短期トレンド■(ユーロドル)
▼1.25-1.3の幅広いレンジが続くか?
中期トレンド■(ユーロドル)
▼ドル売り。時間をかけてユーロドル1.3↑抜け予想。
昨日の雑感■
▼
【今日の戦略】
ユーロポンドは今日の昼過ぎまでに利益確定しようと思う。
まだまだ行きそうな気もするけど(0.6800-0.6735)×2.2[←ポンド決済の為]=143pipsと既に結構利益は出ているので、前回の反転ポイント0.682レベルを前にいったん利益確定したい。
ポンドスイスも下落してきているし、ポンドの夏相場が終わってまだまだ下落するのであればそれはそれで面白い。
ユーロドルの買いを検討。ただ、指標もあまりなく方向感も未だ出ず、なかなか手を出せないでいる。
Comments
羊飼いさん、こんにちわ。
今日はイギリスの政策金利発表なんですね。前回はサプライズ利上げだったので、今回は据え置きっぽいですね。
最近、ポン円下がっているからな~
Posted by: 脱サラ会会長 | 2006年09月07日 10:10
こんにちは。クロス円さがるさがる。目の前で見ていますが、乗り方がわからず・・・。このままもっとさがるのか、あがるのか神のみぞ知るのでしょうか。羊飼いさんは知っているのでしょうか。
Posted by: ゆうき | 2006年09月07日 18:14
こんにちは
>>独財務次官:次回G7では、円の弱さについて協議する見通し
人民元もG7の議題になる
これはヤバイ発言ですね。幾度となく蒸し返されると思います。ドル円、クロス円は少なくともロングは止めておいた方がいいと思います。
Posted by: 羊飼い | 2006年09月07日 18:25
早速のお返事ありがとうございます。じつは、今日の3時ごろ、クロス円をロングしようとおもっていたのでが、12月の暴落のチャートと似てるような気がして(ぜんぜん違ったですか???(取り消ししたんです。よかったです。
Posted by: ゆうき | 2006年09月07日 18:34
英BOE政策金利発表ですが、今回据え置きとなりました。もしも独財務次官が円安の懸念的発言が無ければ円安に動いたでしょうか?それとも織り込み?でしょうか?羊飼いさんの見解がありましたらお願いします。
Posted by: 名無しさん | 2006年09月08日 01:31