今、ランド円が熱いっ!!!
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通貨ペアのブームが南アフリカランド円にきているらしい!
信じられないかもしれないがこれは本当の話だ。
以前、セントラル短資OTが1万通貨単位での取引を可能にして話題になったが、最近になってあの三菱商事フューチャーズ証券が取引を開始し、つい先日マネーパートナーズがポンドドルとともに南アフリカランド円を追加する予定であることを発表した。しかもランド円は1万通貨単位で手数料無料!との事。
背景には、国内系のシステムには決済通貨が円の通貨ペアは取り入れ易い事。さらに大手が次々と取り扱いし始めたことで外銀などのカバー先がマーケットを作ってきていることが挙げられるらしい。
そして今後更に、取り扱うFX業者が増えていく事が予想されている。
南アフリカランド円を取り扱っているFX業者を徹底的に調べてみた。
手数料無料業者の参入も多くなってきてうれしいところだが、
果たして南アフリカランド円で儲かるのか?
いろいろ分析してみた。
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★南アフリカランドの魅力としては
豊富な資源国家
サッカーワールドカップの次期開催地
高金利
経済成長が著しい
★南アフリカランドの危険性は
デフォルトリスク
経済格差や治安、人種差別など
日本で得られる情報が少ない
★南アフリカランド円の為替レート
ここ3年は比較的安定していて15円~20円の間を行き来している。
ヤフーチャート
南アフリカランド円の変動 |
平均 |
最大値 |
最小値 |
直近約800営業日 |
26pips |
93pips |
0 |
これが大きいか小さいかは人それぞれ違った見方がある。実際のリアルな通貨を持った場合と証拠金取引では変動の捕らえ方が2通り出来るからだ。
その1【リアル通貨価値での変動】
実際に16.00円のものが0.26動けば1.6%の変動。ドル円が115円として1.6%は184pips。実際にはドル円の平均は1日90pips程度なので、通貨の価値に対する変動率は2倍近くあることになる。
その2【証拠金取引での差益変動】
一方、証拠金取引では1通貨の価値にかかわらず100pips動けば取った通貨量の分だけ損益が発生する。1万通貨なら100pips動けば±1万円。10万通貨なら±10万円である。
羊飼いは通常【その2】で考える。この観点からすると、変動は大きくないことになる。多くの業者で10万通貨単位が基準であることが多少のリスクとしても、1通貨の価値が16.00円程度ということは間違っても-1600pips以下にはならないと言う事だ。
ただ、この考え方だと10万通貨で1日300円程度のスワップ金利も決して高くないものという事になってしまう。10万通貨なので1pipsが1000円単位の変動になり100pips=10万円をカバーするには1日300円では1年近くもかかってしまう計算になるからだ。(※南アフリカランドに対して、普通の人や業者とは真逆の評価になっていると思います。通常は金利が高く、変動も大きいと捉えると思います。)
羊飼いの結論
スワップよりもスイング(短期)に妙味。
1万通貨単位が面白いっ!